不登校でも家庭学習で勉強の遅れを取り戻すのが簡単な理由と具体的な方法

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不登校でも家庭学習で勉強の遅れを取り戻すのが簡単な理由と具体的な方法 教育ノウハウ

学校に通わないと、子どもの学習が遅れてしまいそうで心配ですよね。

コロナや不登校など、学校に通わない理由はさまざまでしょうが、欠席が重なるごとに不安も大きくなってくるでしょう。

しかし、学校に通っていなくても、家庭学習でカバーすることは十分可能です。1年くらいの遅れなら半年もあればキャッチアッブできるはずです。

実際に、現在中2の長女は1年以上の学習の遅れがありましたが、コロナ休校中にほぼ遅れを取り戻すことに成功しています。

具体的に何をやったかに関しては、こちらの記事に記載しています。

家庭学習で1年分完了!コロナ休校は学力アップのチャンスだった件
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今回は、家庭学習で勉強の遅れを取り戻すのが簡単な理由と、その方法について解説していきます。

家庭学習で勉強の遅れを取り戻すのが簡単な3つの理由

家庭学習で勉強の遅れを取り戻すのが簡単な3つの理由

勉強の遅れがあっても、家庭学習で取り戻すのが簡単な理由は3つあります。

  • 年齢とともに理解力が上がっているから、短期間で理解できる
  • 家庭学習なら他の子どもに合わせる必要がないから無駄がない
  • 全教科をやる必要はない

それぞれについて詳しく説明します。

年齢とともに理解力が上がっているから、短期間で理解できる

大人になってから、小学生の教科書を見ると驚くほど簡単に感じませんか?

当たり前ですよね。未成熟な子どもの頭では理解が難しいことでも、大人ならたいして難しくはありません。

しかも、大人になるにつれて成長は鈍りますが、子供の頭脳は1年でも大きく成長します。なので、ひとつ下の学年で学ぶような内容は比較的容易に理解できるんです

もちろん個人差はありますが、たとえば中学1年生で1年かけて学ぶような内容も、2年生なら1年間もかからないケースがほとんどです。

家庭学習なら他の子どもに合わせる必要がないから無駄がない

学校はみな一斉に授業を受けるスタイルなので、理解の早い子も遅い子も同じペースで授業を進めなければなりません。

しかし、家庭学習なら周りと合わせる必要がないので、すぐに理解できるところは早く、ちょっと難しく感じる箇所は時間をかけて学習を進めることもできます。

自分のペースで学習を進められるので、多くの場合、学校の授業より早く1年分の学習を終わらせることができるはずです。

全教科をやる必要はない

学習の遅れを取り戻すのに、必ずしも全教科をまんべんなくやる必要はありません。

理科や社会といった暗記科目は、定期テストの出題範囲のみ集中的に取り組めばなんとかなりますので、後回しにしても大丈夫です。国語も1年くらいの遅れはほとんど問題になりません。

問題なのは、英語と数学ですね。この2科目は基礎からの積み重ねが必要で、出題範囲だけ勉強すれば対応できるものではありません。

ですから、勉強が遅れている場合は、英語と数学を基礎から重点的に取り組むことになります。

具体的に親がやるべきこと

具体的に親がやるべきこと

では、勉強の遅れを取り戻すために、親はどのようなことをやらなければならないのでしょうか?

やるべきことは具体的には2つあります。

  • 家庭学習のコツを学ぶ
  • 武器を揃える

もう少し詳しく説明していきますね。

家庭学習のコツを学ぶ

家庭学習を成功させるポイントは4つあります。

  • 解けなかった問題は解けるまで何回もやり直す
  • できるだけ毎日決まった時間を家庭学習にあてる
  • 教材だけで分からないことはググる
  • 親のおもな仕事は教えることではなくサポート

解けなかった問題は解けるまで何回もやり直す

ご存じの方もいるかと思いますが、解けるまで同じ問題集を何回も繰り返すシンプルな勉強法が効果的です。

正答したものは解き直す必要はありません。間違えた問題のみもう一度取り組みます。最終的にすべての問題が正解になるまで、同じ問題集を何周もするわけです。

できるだけ毎日決まった時間を家庭学習にあてる

家庭学習が習慣になってしまえば、子どもも親も非常に楽になります。時間は短くても構いませんので、できるだけ毎日勉強して学習習慣をつけるようにしましょう。

教材だけで分からないことはググる

英単語の発音の仕方や意味など、教材だけでは分からないことが出てくることもあります。

そのようなときは、子ども自身にググって調べさせましょう。たいていのことはネットで調べれば答えが見つかるはずです。

分からないことを分からないままにせず、自ら調べる癖を今から身につけさせましょう。

親のおもな仕事は教えることではなくサポート

こどもの家庭学習を見るといっても、べつに親自ら教える必要はありません。あなたが教えなくても、今は非常に優れた教材がたくさんあります。

教えるのは教材に任せて、あなたは勉強の効果的なやり方を教えてあげたり、子どものモチベーションに気を配ってください。

武器を揃える

武器を揃える

家庭学習を本格的に始めるなら武器(学習教材)を用意する必要があります。

学校の教科書も使えなくはないのですが、あの厚みと重さは見ただけでゲンナリしてしまいます。

子どもが学習しやすい、要点を押さえた学習教材を用意しましょう。

そのためには、以下のステップを踏んで進めてください。

  1. 子どものレベルを正確に把握する
  2. 一般教材、通信講座から最適な教材を選ぶ

1.子どものレベルを正確に把握する

まずは子どもの現状レベルを正確に把握してください。

1つ下の学年から始めるべきなのか…、あるいは2つ下の学年まで溯ったほうがよい場合もあるでしょう。

ひょっとしたら、子どもの学力の実態にショックを受けるかもしれません。しかし、現実をしっかり認識しなければ、家庭学習をスムーズに進めることはできません。

たとえば、1つ下の学年から始めてみて難しそうに感じたら、さらにもう1つ学年を下げた方がよいでしょう。

2.一般教材、通信講座から最適な教材を選ぶ

どんな教材を選ぶかは、お子さんのレベルに合っていればなんでもいいんですが、最初の一冊目は最後までやり切れることを最優先に選んでください

勉強が遅れている子は自信を失ってしまっている可能性が高いです。まずは小さな成功体験を通して自信を取り戻してもらった方が、その後の学習が進めやすいでしょう。

なお、私が中2の娘を対象に選んだ教材は、こちらの記事にまとめてあります。

家庭学習で1年分完了!コロナ休校は学力アップのチャンスだった件
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通信講座を選ぶ場合は、学年固定タイプではなく学年横断的に学べるタイプを選んだほうがよいでしょうね。下の学年から溯って学習するケースもあるかと思いますので。

具体的にはスタディサプリすららあたりが候補になるでしょう。

以上、不登校でも家庭学習で勉強の遅れを取り戻すのが簡単な理由と具体的な方法…でした。

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