通信制高校の一括資料請求サイトはたくさんありますが、違いがよく分からないので、どれを使ったらよいのか迷いますよね。じつは私も、長女の進学先として通信制高校も検討するために資料請求をしようとした際に迷いました。
しかし、たくさんのサイトを見比べて、実際にいくつか利用したことから、本当に使うべき一括資料請求サイトが2つであることがわかりました。
ここからは、一括資料請求サイトの利用方法と、なぜこれらのサイトがおすすめなのかを説明します。
今や、通信制高校に限らず、複数の資料を見比べたい場合には一括資料請求サイトを使うのが常識です。この記事をお読みいただければ、賢い資料請求のやり方が分かりますよ。
通信制高校の一括資料請求サイトについて
通信制高校の一括資料請求サイトなんて、ふだん目にすることはありませんから、どのようなものなのかよく分かりませんよね。
そこで、一括資料請求サイトを使う前に、その仕組みや使い方について簡単に説明します。
一括資料請求サイトを使うべき理由
一括資料請求サイトを使うべき理由は3つあります。
- 検討すべき通信制高校を自動的にピックアップしてくれる
- いっぺんに複数の高校に資料請求できるので手間と時間を節約できる
- サイトからさまざまなお役立ち情報を確認できる
一括資料請求サイトでは、住所から自動的に検討対象となる通信制高校をピックアップしてくれるので探す手間が省けます。
また、いちいち高校ごとに送り先を入力して資料請求する必要がなく、いっぺんに複数の高校に請求できるので、手間と時間を大幅に節約できます。
さらに、一括資料請求サイトには、通信制高校に関するさまざまなお役立ち情報が掲載されているので、どのように高校を選んだらよいのか、入学から卒業までの流れはどのようなものなのか、といった疑問を解消できます。
なぜ無料で利用できるのか?
一括資料請求サイトは無料で利用できます。これらのサイトは、私たちの情報を提供する見返りに、通信制高校から情報提供料を得ているからです。
このようなビジネスモデルのため、一括資料請求サイトから資料請求できるのは、それぞれのサイトに登録されている高校のみとなります。
登録されている高校はサイトによって異なりますし、一括資料請求サイトだからといって、子どもに向いている高校すべてが網羅されているわけではありません。
一括資料請求サイトのおすすめ活用方法
ですので、ひとつだけでなく複数の一括資料請求サイトを併用するのがおすすめです。
登録されている高校の数が多いサイトをいくつか利用すると、ほとんど漏れなくカバーできるはずです。
資料請求先の高校がダブってしまうことがありますが、資料請求の際には請求先を選べるサイトがほとんどなので、該当する高校はチェックを外しておけばよいでしょう。
電話攻勢を防ぐ方法
なお、資料請求をすると、通信制高校から電話がかかってくることが多いです。これは、個別に資料請求しても一括資料請求サイトを使っても変わりません。
なにか質問したいことがあれば、この機会に話をしてもよいでしょう。
でも、多くの方は「いきなり電話をかけて欲しくない」ですよね。私だってそうです。
電話をかけてほしくない場合は、資料請求の際に備考欄に「電話しないでください。よろしくお願いいたします。」と、ひとこと記載しておくとよいでしょう。
必ず防げるわけではありませんが、このように記載しておくとほとんど電話はかかってきませんでした。
通信制高校の一括資料請求サイトのリスト
通信制高校の一括資料請求サイトは、私が調べた限りでもこれだけあります。
こんなにたくさんあると、どれを使ったらよいのか迷ってしまいますよね。
もっともおすすめな通信制高校の一括資料請求サイト
手間と時間を省くための一括資料請求サイトなのに、あれもこれも使ったら意味がありません。利用する一括資料請求サイトはせいぜい2~3ほどに絞り込んだほうがよいでしょう。
実際にいくつか使ってみましたが、結論から言うと、おすすめのサイトはこちらです。
それぞれについて詳しく説明します。
ズバット通信制高校資料請求比較
【公式サイト】https://zba.jp/tsushin-highschool/
『ズバット通信制高校比較』は、通信制高校やサポート校の資料を無料で取り寄せたり、学校見学や説明会の予約ができるサービスです。
運営実績11年以上。登録高校数はトップクラスの多さを誇り、通信制高校で40校、サポート校で39校が登録されています。利用者数も2019年12月時点で72,000人を突破するなど、一括資料請求サイトの中では最大手のひとつです。
資料請求は、「都道府県から探す」と「診断して資料請求」の二通りの請求方法があります。できるだけ多く網羅的に選びたいなら「都道府県から探す」を、高校を絞り込みたいなら「診断して資料請求」を利用するとよいでしょう。
なお、電話サポートがあるので、サイトの使い方が分からなかったり、通信制高校に関して疑問点があれば気軽に相談できます。
ウェルカム通信制高校ナビ
【公式サイト】https://www.tsuushinsei.net/
『ウェルカム通信制高校ナビ』は、通信制高校とサポート校の合計67校の中から、都道府県別に検索して資料請求できるサイトです。登録高校数では『ズバット通信制高校比較』同様、最大規模のサイトといえます。
じっさいに私の都道府県で検索してみると、どちらも結果は9校でしたが、うち同じ高校は4校だけでした。もちろん地域によっても異なるでしょうが、意外と検索結果は違ってくるものです。
また、『ウェルカム通信制高校ナビ』は、プライバシーマークの付与認定を受けています。
数ある一括資料請求サイトの中でも、プライバシーマークが付与されているのは、『ウェルカム通信制高校ナビ』の他には『なるには進学サイト』しかありません。
一括資料請求サイトの補完におすすめの口コミサイト
上記2つの一括資料請求サイトを使えば、おおよその通信制高校を網羅できますが、完璧ではありません。
たとえば、話題のN高等学校はどの一括資料請求サイトにも登録されていないので、このような高校はどうしても漏れてしまいます。
網羅性の高い『みんなの通信制高校情報』
そこでおすすめなのが、『みんなの通信制高校情報』というポータルサイトです。
これは『みんなの学校情報』というサイトのサブカテゴリーで、一括資料請求サイトではありませんが、ほぼすべての通信制高校とサポート校が網羅されています。
また、口コミ情報が充実しているので、公式サイトや資料からは分からない情報を確認するのにとても役立ちます。
漏れを防いで直接資料請求を
この『みんなの通信制高校情報』を使って、気になる高校をピックアップしてください。
もしその中で、一括資料請求サイトから請求できなかった高校があったら、公式サイトへのリンクをたどって、直接、お目当ての高校へ資料請求するとよいでしょう。
通信制高校の資料請求のやり方のまとめ
ここまで説明した通信制高校の資料請求のやり方をまとめると、このようになります。
- 『ズバット通信制高校比較』と『ウェルカム通信制高校ナビ』を使って資料請求する。
- 請求先がダブっているなら、どちらかのチェックを外しておく。
- 電話をかけてほしくないなら、備考欄に「電話しないでください。よろしくお願いいたします。」と記載しておく。
- 『みんなの通信制高校情報』を使って、気になる高校をピックアップする。
- 一括資料請求サイトから請求できなかった高校があったら、リンクをたどって直接公式サイトから資料請求する。
このように一括資料請求サイトを上手に使うと、検討対象になる通信制高校に漏れが生じることを防げます。各高校からの資料が届いたら、よく見比べて検討し分からないことがあったら迷わず質問しましょう。
また、気になる高校があったら、学校説明会やオープンスクールに参加すると、実際の肌感や相性が分かるはずです。ぜひ積極的に参加したいですね。
以上、【おすすめ】通信制高校の無料一括資料請求サイト2つと口コミ比較サイト…でした。
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